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鵜飼の船の上で使われた透明なうちわ
初夏から夏にかけて使いたい、風流なうちわ。この「水うちわ」は、細い骨組みに極薄の和紙を貼り、さらにニス塗りしたもので、透明で水に濡れたような艶が非常に美しい品です。もともと水うちわとは、鵜飼に出かけ、船の上で涼を取る際に、うちわに水をかけて風を起こすために作られました。職人が一枚ずつ丁寧に貼った和紙は、「雁皮(がんぴ)紙」と呼ばれる美濃の手透き和紙。一般的に使われる「楮(こうぞ)」よりも繊維が細く、薄くて均一な丈夫な紙に仕上がっています。また表面に塗られたニスはバイオリンやチョコレートの表面にも使われる天然のもののため、安心してお使いいただけます。フィルムと間違えてしまいそうなほど薄く透明感のある仕上がりは、雁皮の繊維に残る塵一つ一つすらも職人の手作業で取り除くなど、気の遠くなるような作業の賜物と言えます。生産量は毎年非常に少なく、多くのお客様にお待ちいただく人気商品です。「千鳥」は、水際を何羽もの鳥が渡っていく様をデザインされました。そのままお部屋に飾るだけでも涼しげ。自立する台座もセットでお届けします。
懐かしくも新しい和紙作品を目指して
美濃和紙の歴史は今から約1300年前。家田紙工は明治時代より岐阜県で美濃和紙をはじめとした提灯用和紙を扱う老舗問屋です。さらに和紙にさまざな美しい絵付けをする独自の印刷技術を継承、開発してきました。美濃手漉き和紙表現の美しさを際立たせ、日本文化の懐かしき面影を辿るゆったりとした暮らしの中にともる深い想いのようなもの。本物の美濃和紙でしか表現できない、懐かしくも新しい和紙のうちわをお楽しみ下さい。

ひより さん
(千葉県 30代女性)

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